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オリジナル古生物復元画 『古代ネコ科猛獣 フォシリス・ホラアナライオン 父と子』

史上最大級のネコ科猛獣、ステップ・ホラアナライオン(Panthera fossilis)の父と子を描いた、生体復元画です。
舞台は、更新世中期・ユーラシア中央部の大平原

古代のネコ科猛獣、「ホラアナライオン」といえば、更新世後期(氷河期)にユーラシア広範囲に分布していた固有種、Panthera spelaea を指すことが専らですが、本種・Panthera fossilisはそれよりも古い(更新世前期終盤から中期)タクソンであって、体の大きさや形質においてP. spelaeaとは明瞭な差異があるとされています。

Panthera fossilisは、既知の骨格寸法がハイブリッドのライガーと比べても大きく、ヒョウ属史上最大で、私見では平均体重でも大型剣歯猫を凌駕し最大のネコ科動物の座にあった存在です。

B3サイズ・イラストボード モノクローム作品
Image and Text by ©サーベル・パンサー(the Saber Panther)All rights reserved
(画像の保存、コピーなど禁じます!)

商品ストーリー

Battle Beyond Epochs   Part Ⅻ
Rexy and Gigan : Twin Peaks of Theropods
T-レックス  & ギガノト・⚡獣脚類恐竜の両頭⚡

 


イラスト&文責 Images and text by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved)

Species
Left《白亜紀後期・マーストリヒティアン時代 北米ララミディア大陸 およそ6600万年前》
ティラノサウルス属種(巨大標本 'Scotty')Tyrannosaurus rex 
トリケラトプス属種 Triceratops horridus
 
Right《白亜紀後期・セノマニアン時代前期 南米パタゴニア北部 およそ9600万年前》
ギガノトサウルス属種(巨大標本 'MUCPv-95')Giganotosaurus carolinii
アンデサウルス属種 Andesaurus delgadoi
 

今回のバトル・ビヨンド・エポックでは、言わずと知れた獣脚類恐竜の最強の両頭、T. rexとギガノトサウルス、およびそれぞれのコンテンポラリーである草食恐竜の、
時空超越・インテラクションを描出しています。
 
T. rexとギガノトサウルスの双方が、獲物に奇襲を仕掛け、躍りかからんとしていたその刹那、互いの眼前に突如出現したのは、自らと互角の体格と力量を有する獣脚類の姿であった(!)
この驚天動地の出来事にひるむ間もないまま、両雄は攻撃の照準を互いへと切り替えた!


 
 

T. rexとギガノトサウルス アヴェテロポーダ系獣脚類恐竜の両頭
長らく史上最大の獣脚類恐竜とみなされてきたティラノサウルス・レックス(以下、T. rex)のステータスを、1995年に発見されたギガノトサウルス・キャロリーニィの存在が脅かすに至ったのは、
周知のとおり。頭骨長、全長や体高で既知の最大のT. rex標本を上回るギガノトサウルスは、最大の獣脚類の新たな候補として、かまびすかしく喧伝されたのでした。
 
後年、従来の「スー(FMNH PR2081)」標本をも上回る大きさのT. rexの最大標本、「スコッティ(RSM P2523.8)」が記載されました。スーやスコッティなど大型標本において、推定体重ではT. rex
の方がギガノトサウルスを上回るという説は、今では広く浸透しています。簡単にいえば、T. rexは骨盤幅(ひいてはトルソ幅)や長骨幅に優るなど、ギガノトサウルスよりも全体的に重厚な骨格をし
ているからです。
 
これまでに、アロメトリック、ヴォリュメトリック算出法を用いた複数の学術的サイズ分析(例えば Reolid et al., 2021)において、T. rexの大型標本の方が体重で上回ることが示されています。
学術的に発表されたT. rexの推定体重の中で最大は、FMNH PR2081標本の9500kg(Hutchinson et al., 2011) 。ギガノトサウルスの場合は、EofaunaのMolina-Perez & Larramendi(2019)算出の、
8500kg(MUCPv-CH-1標本)が最大値となります。
 
もっとも、ギガノトサウルスについては、未だ二体分の標本(MUCPv-Ch1とMUCPv-95)しか見つかっていない事実を考慮する必要があります。複数標本が知られるT. rexと、
種レベルでの比較はできず、あくまで個体レベルでの比較ができるにとどまるということ。 最初のT. rex標本が見つかって以降、スーやスコッティ級の巨大標本が出るまで1世紀近くも要していること
を思えば、将来、もっと大型のギガノトサウルス標本が発見される可能性は、十分にありそうです。
 
その点を考慮しつつ、かつ体高、全長では依然としてギガノトサウルスが上回るとされることから、アヴェテロポーダ系獣脚類の中で、「二大種」として両者を同列に扱うことが、
望ましいようにも思います。ただ、厳密にどちらの方が「大型」であるにしても、大顎と牙の頑強さや咬筋力で上回るT. rexの方が、殺傷力では優っていた可能性が高いでしょう。
 
アヴェテロポーダ類、メガロサウロイド類を合わせた獣脚類全体の最大種は、この両者ではなく、スピノサウルス属最大種ですが(スピノサウルスも後に当ブログに登場させます!)、スピノサウルス
は半水棲の魚食が専らな種類であって、顎のロバストさと咬筋力、後脚の強さや機動力など、アヴェテロポーダ類二大種には明瞭に劣るものです。獣脚類最強説で取り上げるには、スピノサウルスは
少々不適切な種類かもしれません。


 
映画ジュラシックワールド最新作での描写との違い
現在上映中の某映画でもT. rexとギガノトサウルスが登場しますが、劇中でギガノトサウルスはT. rexを凌駕する「史上最大の陸棲肉食動物」である点が強調され、全体的サイズもT. rexより一回り大き
く設定されています。ネタバレ(注意)になりますが、T. rexをもってしても、テリジノサウルスと二頭がかりで立ち向かい、やっとギガノトサウルスと対等に渡り合える、という描写がされています。
 
ギガノトサウルスはいわば、この映画の最強のアンタゴニストとして登場するのです。
 
しかし、上述のように、実際の両者のサイズ差はそこまで大きくはなく、むしろスーやスコッティ級のT. rex標本は、推定体重ではギガノトサウルスを上回るとされます。私の復元画では、
最大標本同士(スコッティ標本と 'MUCPv-95' 標本)の顔合わせという設定であり、映画におけるようなサイズ差はないばかりか、T. rexのほうが若干、重厚な体つきになるよう描いています。
 
また、映画での造形にみられる、巨大獣脚類の形態、突起オルガン、体表皮テクスチャーなどの「怪獣的な誇張」は極力排除しており、鳥類的な要素を強調しています(第一に骨格に忠実たれ、とい
うのは言わずもがなですが)。模様の造形も、独自のものです。恐竜の外観を「どこまで恐ろしげに見せるか」ということについて、それぞれに考え方があることと思いますが、
これは新生代動物の復元に関わってきた私の復元バージョンであり、そのつもりでご覧になってください。
 
 
Which species do you think could have dominated?
今作についても、後に英語ギャラリーサイトで投票を行う予定(今回は二つの設問)ですが、T. rexとギガノトサウルスの間で直接優劣を問うことは、しないつもりです。
 
上述のように、T. rexは(大顎による)殺傷力や全体的パワーでギガノトサウルスを凌駕することが考えられ、体重でも上となれば、T. rexの得票数が多くなることが予想されるのです。
また、T. rex対ギガノトサウルスという、恐竜関連のいわば「古典的」問いについて、屋上屋を架すことを避けたい気持ちもあります。
 
ということで、一つ目の問いは、今後の「大型個体の追加発見の可能性をも考慮に入れた」(笑)上で、T. rexとギガノトサウルスのどちらがアヴェテロポーダ系獣脚類の最大種にふさわしいか、ということ。
 
 
二つ目は、このイラストに登場するコンテンポラリー4種の中で、どの種が最も「ドミネートする」と思うか、を問うことにします。
dominate などと言うと曖昧に響くかもしれませんが、この語を厳密に定義してはいません。両獣脚類は補食動物ですから、相手を襲撃し殺傷させることになりましょうし、草食動物の側でいえば、
相手を反撃で殺傷したり追い払ったりする、というようなことです。
 
すなわちこれは、多少強引かもわかりませんが、「T. rexとギガノトサウルス二頭の対決ではなく、アンデサウルス、トリケラトプスをも交えた、バトルロワイヤル的・インテラクション」なのです。
現生アフリカゾウよりも大きく、対巨大獣脚類防御、反撃力を見事に具現したトリケラトプス属種、そして竜脚類(カミナリ竜)のアンデサウルス属種を加えた、四つ巴の様相を呈しています。
 

アンデサウルス・デルガドイはティタノサウルス類の基底種の一つで、全長18m、推定体重7~14トン(Paul, 2010, Holtz, 2012)。
タイプ標本'MUCPv 132'は不完全で骨格の一部しか知られていないため、全体像は杳としているわけですが、Holtz(2007)によれば、本種の推定多重は「ゾウ二頭分」(少し曖昧な表現ですね)。
一方、EofaunaのMolina-Perez & Larramendiは 'Dinosaur Facts and Figures: The Sauropods and Other Sauropodomorphs'(2020)の中で、本種のサイズ「全長22m、推定体重20トン」と記しています。
 
今作では、Paul(2010)の上限体重14トン程度の、「特大個体」という設定にします(それでもティタノサウルス類最大級のアルゲンティノサウルスなどと比べれば、遥かに見劣りすることになりますが)。
体重8t級の巨大獣脚類をもってしても、簡単に与し得るような相手でないことはもちろん、尾や脚の打撃、体当たりなどの反撃によって、捕食者の側が致命傷を負うことも考えられましょう。


 
アヴェテロポーダ系二大獣脚類恐竜とトリケラトプス最大種、そして成体の竜脚類。この未曽有のバトルロワイヤル的・インテラクションで、最も「ドミナント」たり得るのは、どの種だと思いますか?
 
 
イラスト&文責 Images and text by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved)
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🌟しばらく更新やリプライが滞っていましたことを、お詫びします。次回の記事は等閑にしていた化石哺乳類の企画が続きます。


渾身の記事にしていきますので、チェックのほど、よろしくお願いします🌟

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