先祖代々受け継いできた農地で、1970年からいちごを栽培しています。他の作物と比べて設備が多く、手間もたくさんかかるいちごは、毎年新しい栽培理論や、便利になっていく設備が登場します。いちごについては何もかも初めてだった先々々代の時から一途に取り組み、時には専門家に指導を受け、自分たちなりの試行錯誤を行い、都度、設備投資もし、今、言葉にはできないけれど、良いいちごの育て方が手に染み付いてきているのを感じます。未だにいちごの出来、不出来に一喜一憂させられますが、私たちは歴史を重ねた栽培技術に、何よりプライドを持っております。
私たちにとって、いちご作りは仕事よりも生業という言葉をあてたほうがしっくりきます。自然が相手ですから、今まで家族全員が丸一日、農業を休めた事なんて一度もありません。
これまで私たちは、私たちのことを知らない人に直接いちごをお売りする機会はなかったので、どんなご感想でも聞かせて下さると励みになります。