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SIMPLEX Ref.2343 デマルチプリケーター リレ

1970年代の長期保管の中古品になります。左フロントケーブル受け内部、変速ワイヤー締め付けネジ、振り子取り付け部に一部サビが見られる他著しいサビ・汚れは見られません。クランプバンド上部にSのマークが刻印されております。振り子式ダブルワイヤーリード(Ref.2343)は、バーコン(レトロフリクション)と一緒にパッケージ化されタンデムなどに推奨されたものです。ディレーラーでのケーブルの動きを低減します。出品のものはフロントディレーラー用のアウター受けカップがあり、デルリン製のワイヤーを直接引き回す(Ref.3637(L))ものよりは古いものです。振り子の動きも大変滑らかです。実測重量32g。メイン写真のものが全てになります。細部はサブ写真をご覧下さい。

商品ストーリー


 
ルシアン・シャルル・ヒッポリット・ジュイは、フランスのコートドール県のディジョンで、自転車店を経営していました。彼はレーサーでも、自転車ツーリストでもありませんが、熱烈なレースファンでした。1920年代のディレーラーは、ル・ケミノウやル・シクロがありましたが、一部の製品にはケーブルの多い取り扱いには難しい部分があり、日頃よりルシアン・ジユイは、シンプルで頑丈なものを考えていました。1928年、最初の2速変速機を作りましたが、知名度や実績がありませんので、従来のメーカーには販売面で太刀打ち出来ませんでした。1928年パリールーベの前日、アルシオンチームの監督にサンプレックスの変速機が採用され、彼は徹夜でチームの自転車に取り付けました。しかし、「北の地獄」と呼ばれるレースに、大した実績も無いメカを使うことを、レーサー達が拒絶、彼の希望は失望に変わりました。「Le Simplex」は、名前通り「シンプルでありたい」という意味が込められており、世に出て売れるのは、1930年代になってからです。1950年代、ディレーラー・シフトレバー・クランクセット・フリーホイール・シートポスト、速度計などのコンポーネントを作りますが、カンパニョーロのグランスポーツを超える製品は、作られませんでした。
1962年、ポリアセタール樹脂であるデルリン(ドゥポンの商標)を使った、縦型のパンタグラフ式ディレーラー ゛プレステージ ゛が出来ますが、性能面は今一つでした。1980年代に入り、縦型から横型に変わる変革期の時代、サンプレックスは1985年倒産しました。
 
この裏表72ページ、36枚のカタログは、1970年代のものと思われます。縦型パンタグラフ ゛プレステージ ゛の華やかなりし時のもので、リヤメカの種類だけで46ページを使っています。LJ4000は日常のお使い車、SLJ5000はランドナー車と、現在もAは使用しています。
 
 
※ コピー掲載のカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否かは不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっております。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡下さい。早期に削除等の対処をさせていただきます。
 
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出品者への質問

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出品者 gottsune
趣味は、自転車・ゴルフ・家庭菜園・写真・パソコンを少々。リタイア後は、ボケ防止にブログ投稿に注力。また、コロナ禍による「新しい生活様式」を模索中。

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