CAMPAGNOLO #632 ポンプクリップ
1970年代古い中古のSILCA IMPERO用ポンプホルダーになります。フレームポンプの胴に付けるアダプターも各種ありますが、出品のポンプホルダーはグリップ側の上部を抑えるものです。CAMPAGNOLOには小さなクランプ オン パーツが多数ありますが、その一つのフレームポンプの上部端を完全に収める丸いクリップになります。形が傘を連想させることから「アンブレラ・ポンプクリップ」と呼ばれることもあります。1978年にCPSC(消費者製品安全委員会)により導入された「補強リング」の無い、それ以前のクローバーデザインの切り抜きモデルになります。
出品のものはCAMPAGNOLOの「Catalogue No.16」(1968年頃)に題記品番で掲載されておりますが、A保有の「catalogue n.17」(1974年)とそれ以後には掲載されておりません。このポンプクリップ(ホルダー)は、シートパイプ・ダウンチューブにはそのまま使用出来ますが、トップチューブに取り付ける場合は#647のアダプターシム(調整用詰め具)が必要で、「Catalogue No.16」にも載っております。
50年前後の古い製品になりますので、サビ・キズ・汚れはありますが、真鍮金ブラシで研磨・汚れ除去を行いました。クロームメッキが剥がれ、サブ写真のようになっております。本体にクイックレバー付き車輪・羽根マークがあります。締め付けバンドネジ・ナットは純正品ではありません。メイン写真・実測重量19g。メイン写真のものが全てになります。他詳細はサブ写真をご覧下さい。
商品ストーリー
自転車競技者のトゥーリョ・カンパニョーロは、実家が作業場を持つ金物屋で、競技者の経験を生かし、自転車部品製造を1933年ヴィチェンツァで始めました。それがロードレーサー部品専業メーカーとして、シマノ(日本)、SRAM(米国)と共に世界市場を寡占するカンパニョーロ社の始まりでした。
トゥーリョの発明した「クウィックレリーズ」ハブについての開発話として、「ドロミーティ(イタリア北東部の山地)のオーネクロス峠のレース中、車輪の取り外しを試みたが、凍り付いた泥のため、当時のウィングナットをかじかんだ手で緩められず、外せなかった苦い経験」が、元になっているという話です。カンパニョーロ社の今日の業績に繋がった理由として、製品の性能・技術革新、製品とサービスの質の3つの基本的なコンセプトがなしえたことと言われています。
カンパ製品でひときわAの目を引いた1970年代のメカは、ワイヤー1本の縦型のパンタグラフ式で、変速機構位置が余り変化せずに、安定した動作を維持するリヤ変速機でした。1950年代に発表、改良された製品は80年代まで続く製品でした。リヤ変速機のヌーボ・レコードを含む「レコード・ロード・グループ」のコンポーネントで組み付けられた、オールカンパのロードレーサーが、フルオーダー車の頂点でした。その後、本カタログにあるスーパー・レコードのコンポーネントが、発売されました。
1974年発行の100ページに及ぶ、しっかりしたカタログです。スーパーレコード以下幾つかのコンポーネントを掲載、ツールケースの実物を見た時の圧倒感は、今でも忘れられません。
(2020.6.23)
※ 掲載のコピーカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否か不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっております。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡下さい。早期に削除等の対処をさせていただきます。
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配送エリア・備考等 | 日本国内のみの配送になります |
お支払い方法
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