VAR 可調スプロケットバイス&リムーバー
1970年代前後、古い中古のVARのスプロケットつかみ。大型の蝶ネジを緩めることによりフリーホイールのスプロケットの大きさを可変調整することの出来る工具です。最小歯14歯、最大歯28歯の間で可能です。VAR#365や#210のバイスに固定したフリーホイールのスプロケットを外したり、この工具にフリーホイールを固定、万力に挟み込んでVAR#252や#266のリムーバーで外すことが出来ます。VARカタログ「CATALOGUE GENERAL 1970」(1970年)や「CATALOGUE outillage ゛cycle ゛」(1980年)には掲載されておりません。ググりましたが該当するものは見付けられず、型番も分かりませんでした。左右アームを連結し最小歯14歯をセットしたときの全長52cm、最大歯28歯の時の全長は58cm、折り畳んだ携帯時の全長は35cm、実測重量1,114g。左右アームにそれぞれ「VAR」と「DEPOSE」の刻印があります。表面の少し浮き出たサビは真鍮金ブラシで研磨、著しいサビ・汚れ・擦れは見られませんが、長期保管による僅少のキズ・擦れ、取り切れないサビ、多少の使用感はあります。本体にヒビ等見られませんので、即実用可能です。メイン写真のものが全てになります。他詳細はサブ写真をご覧下さい。サブ写真中のフリーホイールは販売に含まれません。
商品ストーリー
1970年代、VARの工具を選んで購入・使っていたわけではありません。自転車をいじり倒していた頃、大阪「トモダサイクル」の ゛ニューワールドパーツ ゛という部品カタログを見て、専用工具がいろいろあると知りました。私が通っていたサイクル専門ショップで購入する工具は、概ねVARのものだったのではないでしょうか?
ある時、スポーク折れで ゛振れ取り ゛に入った自転車店が、先進的に色々扱っていたサイクルショップだったのかもしれません。その後、どのような経緯かは良く覚えておりませんが、その自転車店でVARの振れ取り機(No74)を購入することになりました。その時に「VAR CATALOGUE GENERAL 1970」を手に入れた?……としか思い出せません。いつの頃かは、分かりません。
1970年発行のカタログで、自転車用ツール・原付(モペット)とオートバイ用ツール・いろいろなツールの3章構成になっています。自転車章のパーツ別配番号は、他の年度のカタログと共通番号になっています。丁寧に細部まで書かれたイラストは、ダニエル・ルブールによるもの?……かと見えますが、これはAの勝手な思い込みです。これほどの数の専門工具イラストを、自転車に馴染み始めた頃に目にする機会に恵まれた事を、後に感謝しました。VARのような工具を使っている街の自転車店は、スポーツサイクルと言われる、専門ショップが多かったからです。
VARという企業は、どういう歴史をたどってきたのか? 検索では、同名の新しい企業しかヒットしませんでした。フランス国内にヴァール県(VAR)という第一次大戦頃に鉱工業が盛んな所があったようですが、VARとの繋がりは分かりません。
(2020.7.18)
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