CAMPAGNOLO RECORD クイックリリース前後シャフト(2)
1970年代RECORDのクイックリリース前後シャフト、100mm×120mmハブ幅用、実測重量161gになります。オールド・カンパとして時期の定義はハッキリしませんが、クイックリリースレバーで真っ直ぐなストレートなものがより古く、湾曲したカーブのレバーは新しいと言われています。年代別CAMPAGNOLOカタログを紐解くと、1975年カタログにはストレート、1982年のロス五輪記念カタログでは湾曲レバーになっていますので、その間のモデルチェンジということでしょうか? 環付きコニカルナット・ストレートクイックリリースレバー付き前後シャフトです。しかし、前後シャフトでは外観に違いが見られます。前シャフトはコニカルナットのメッキが剥がれ、クイックレバーも古く取り除いた後のサビ色も強く「オープン C」であることが分かります。後シャフトのコニカルナットの環リングのメッキは完全に剥げています。
レバーを締め付けている袋ナット以外は全て鋼製で、分解後「花咲かGタンククリーナー」に浸け置き洗浄、真鍮金ブラシでサビ・汚れを大分除去してあります。長期保管品で著しいサビ・汚れは余りありませんが、メイン・サブ写真のように年代を経た前述のように経年劣化の中古品になります。メイン写真のものが全てになります。細部は、サブ写真をご覧下さい。
商品ストーリー
2022年 CAMPAGNOLO オープン C
カンパニョーロ好きのマニアの間では、製造時期によりCAMPAGNOLOの製品ロゴ刻印の「C」の文字の上下端が開き気味になっている「オープン C」と呼ばれる事象があります。
(上より2番目が「オープン C」)
上記写真の2番目のロゴ刻印の「C」が「オープン C」になります。他のロゴ刻印の「C」よりは心持ち開いている感じです。上3つはRECORDのクイックリリースレバー、最下位はチェンジレバーになります。拡大したものが下の写真です。
(「オープン C」の拡大写真)
「オープン C」がいつからいつまでなのか、よく分かりませんが、歴代発行されたカタログ写真を見比べてみますと、No.14(1960年代)とNo.15(1967年代)の間でその変化(「オープン C」)があるようです。つまり、No.14にはありますが、No.15には普通の「C」になっているように見えるからです。他にAの手持ちの写真の「オープン C」は、1960年代カタログ No.14掲載のロッド式フロント・ディレーラー、SPORT(1011)、下記になります。
(「オープン C」のSPORT(1011))
明らかに「オープン C」ではありませんが、カタログNo.14(1960年代)の同時期と思われる ゛GRAN SPORT ゛の前後変速機のロゴ刻印部分の写真です。
(GRAN SPORT R ディレーラー)
(GRAN SPORT F ディレーラー)
大分以前、東京オリンピック(1964年)の外人競技者が置いていったチネリ・スーパーコルサを目の当たりにする機会がありました。当時、もう少しCAMPAGNOLOに対する知見があったなら、見方が違っていたかもしれません。
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発送方法 | 宅急便/宅配便 |
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配送エリア・備考等 | 日本国内のみの配送になります 宅急便コンパクトにての発送予定になります |
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最新の感想・コメント (もっと見る 12件 )
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- 無事に受け取りました。丁寧、迅速に御対応頂き有難う御座いました。安心してお取引させて頂きました。 また、機会有りましたら、宜しくお願い致します。 (2022/05/31)