CAMPAGNOLO #710 ペダルレンチ
1960年代から80年代の古い中古の、スプライン・ノッチ付きのペダル・ダストキャップを外すレンチです。「catalogue n.17」(1974年)には「ペダルレンチ」としか表記されていませんが、少し言葉足らずのような気がします。全長120m×厚さ2mm、六角メガネレンチ11mm、ダストキャップ外し直径約25mm、実測重量27g。本体表面に「BREV CAMPAGNOLO」、「MADE IN ITALY」の刻印があります。おしいことに亜鉛メッキの表面処理が塗料等により一部汚損しております。長期保管の中古品のため、多少のサビ・汚れ・擦れがありましたが、真鍮金ブラシで研磨・汚れ除去を行いましたが、多少の汚れなどは残っております。メイン写真のものが全てになります。著しい汚損状態、他詳細はサブ写真をご覧下さい。三ヶ島の初期のSYLVANペダルで一部適合するものがありました。
商品ストーリー
自転車競技者のトゥーリョ・カンパニョーロは、実家が作業場を持つ金物屋で、競技者の経験を生かし、自転車部品製造を1933年ヴィチェンツァで始めました。それがロードレーサー部品専業メーカーとして、シマノ(日本)、SRAM(米国)と共に世界市場を寡占するカンパニョーロ社の始まりでした。
トゥーリョの発明した「クウィックレリーズ」ハブについての開発話として、「ドロミーティ(イタリア北東部の山地)のオーネクロス峠のレース中、車輪の取り外しを試みたが、凍り付いた泥のため、当時のウィングナットをかじかんだ手で緩められず、外せなかった苦い経験」が、元になっているという話です。カンパニョーロ社の今日の業績に繋がった理由として、製品の性能・技術革新、製品とサービスの質の3つの基本的なコンセプトがなしえたことと言われています。
カンパ製品でひときわAの目を引いた1970年代のメカは、ワイヤー1本の縦型のパンタグラフ式で、変速機構位置が余り変化せずに、安定した動作を維持するリヤ変速機でした。1950年代に発表、改良された製品は80年代まで続く製品でした。リヤ変速機のヌーボ・レコードを含む「レコード・ロード・グループ」のコンポーネントで組み付けられた、オールカンパのロードレーサーが、フルオーダー車の頂点でした。その後、本カタログにあるスーパー・レコードのコンポーネントが、発売されました。
1974年発行の100ページに及ぶ、しっかりしたカタログです。スーパーレコード以下幾つかのコンポーネントを掲載、ツールケースの実物を見た時の圧倒感は、今でも忘れられません。
(2020.6.23)
※ 掲載のコピーカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否か不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっております。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡下さい。早期に削除等の対処をさせていただきます。
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配送について
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ギフト対応 | 対応不可 |
配送エリア・備考等 | 日本国内のみの発送になります |
お支払い方法
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最新の感想・コメント (もっと見る 60件 )
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