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HURET Allvit リヤディレーラー

1958年に発表されたAllvit リヤディレーラーは、変速機の歴史の中で画期的なものでした。フロントディレーラーは1961年に発表され、1965年までに数百万個販売されたAllvitは1985年まで作られていました。大衆市場のために設計されたパラレログラム(平行四辺形)変速機で、14T~28Tのフリーホイールにプーリーケージが適切にかつスムーズに横滑りし、変速するものでした。米国内でのシュインバイクに装備され相当数販売された最初の変速機でした。しかし、廉価な低品質のバイクでしたので、評判は余り良くありませんでした鉄板により支えられてネジ類の多い機構は重く、サビも発生しやすい製品でもありました。
1970年代のプーリーケージがショートのもので、カンパエンドにはそのままでは取り付けられません。プーリーに使用感がありますが、他は未使用に近い状態です。半世紀を経たものですが、著しいキズ・サビは見当たりません。長期保管による擦れ・汚れはありますが、大分パーツクリーナーとブラシで汚れは落としました。中古品として出品致します。ディレーラーハンガー共の実測重量299g。貼り付け銘板は黒、Allvitのゴツゴツした無骨さが重量感を表現しています。外見上、曲がり・変形などはなく、プーリーの回転も良く、バネ類のへたりも無い即実用可能な変速機です。メイン写真のものが全てになります。各部の詳細は、サブ写真をご参考ください。

商品ストーリー


 
Huretは、1920年パリ・nanterreでアンドレ・ユーレによって起こされました。最初の製品はウィングナットですが、1970年代まで販売されていました。ロード競技者だったユーレは、1919年第一次世界大戦後最初のツール・ド・フランス(5560km)に出場しています。
1980年代まで前後変速機、クランクセット・ハブ・フリーホイール、レース向け高級モデルから普及品まで、機械式サイクルメーターなど多種製品を販売・提供するフランスの部品総合メーカーへと成長しました。
1980年代後半、セディス・マイヨールと共にZFザックス(ドイツ)に買収統合されました。統合後「ザックスユーレ」の名前で、サクセス・ドッパーなどを提供していましたが、1997年ザックス・自転車部門は、SRAM(米国)に買収され、ユーレブランドは完全に消え去りました。
 
 

(1970年代のAllvit前後変速機セット)
 
 
写真のAllvit前後変速機セットは、かつてAが1970年代に使用したものか否か分かりませんが? リヤ変速機の無骨な頑固振りには頭が下がります。プーリーにはブッシングで無い調整可能なコーンボールベアリング、プーリーケージにはスプリングによるチェーンの張りを制御するための2つのノッチを配置しています。ボルトによりパラレログラムに組まれた形が頑丈なアームの下部に収められていますが、フリーホイールの歯高に合わせられてチェーンとの隙間がなくてもスムーズに変速できるものでした。
 
カタログは1970年代のものと思われます。メーター類と変速機が多いものですが、端っこにウィングナット(papillon)があります。パピヨンの名称より、無実の罪で13年間刑務所生活を強いられた実話の映画化「パピヨン」を思い出します。主演のスティーブ・マックウィーンの必至に生き抜こうとする姿に感銘を受けました。
(2021.6.18)
 
 
※ 掲載のコピーカタログにつきましては、著作権制限対象物に当たるか否かは不明ですが、個人使用のみに限らせてもらっております。掲載物関係者の方で、御異議・苦情等があれば、ご連絡ください。早期に削除等の対処をさせていただきます。
 
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出品者への質問

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出品者 gottsune
趣味は、自転車・ゴルフ・家庭菜園・写真・パソコンを少々。リタイア後は、ボケ防止にブログ投稿に注力。また、コロナ禍による「新しい生活様式」を模索中。

¥ 3,600送料込み

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中古品

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