harukami [moln] (S)〈越前和紙〉
暖かみのある柔らかいカタチ。
手漉き和紙ならではの丈夫さとやさしい風合い。
一つ一つ表情の異なるシワやフチ。
一枚一枚丁寧に漉き上げられた和紙を、手で包み込むように木型に貼付けて作る、手漉き和紙の小箱です。
W114 × D94 × H46 [mm]
商品ストーリー
和紙の3大産地の越前和紙
福井県・越前市(旧今立)は一大和紙の産地です。
山間に存在する地には綺麗な湧水が流れ
紙に必要な綺麗で冷たい水が渾々と湧き出す産地です。
その歴史は1500年前からと同じ福井の越前漆器とならび
伝統工芸の世界では一番古い部類に入ります。
そんな越前和紙の里には紙の神様をまつる神社があります。
建物も歴史的遺産に登録されるなど造形美があります。
そんな岡太神社をご紹介します。
岡太(おかもと)神社のはじまり
日本で唯一の「紙の神様」をおまつりする神社。
今から1500年程前、越前五箇という地区を流れる岡太川の上流に、
一人の美しい女性が現れ次のような言葉を人々に伝えた。
そして女性は村人に紙の漉き方を教えられた。
村人たちはたいそう感謝し女性に名前を尋ねると、「川上に住む者です」と答えたため「川上御前(かわかみごぜん)」と呼んで崇めた。川上御前は、万物を産み出し育てる水の神様とも言われ、子育ての神とも信仰されたそう。
そんな川上御前をおまつりしたのが「岡太(おかもと)神社」のはじまりだ。
仏教の広まりと越前和紙
こうして産まれた紙の神様が信仰を集めていった背景には、紙の需要増があった。
仏教の普及により写経用紙の需要が急増。
また701年には大宝律令制度がはじまり、国は戸籍などの記録のため大量の紙を必要とした。
質の高い越前和紙は重宝され全国へ送られていったそう。
ちなみに正倉院には、730年に越前和紙に書かれた資料が保管されている。
建築技術の限界に挑んだ社殿
決してメジャーな神社ではなかった岡本・大瀧神社がいま密かに注目を集めている。
その理由の一つが、他に類を見ない社殿建築だ。江戸時代後期の天保14年(1843年)に再建された下宮の社殿は、技術の限界に挑んだかのような精巧な作りが迫力をはなち、国の重要文化財にも指定されている。
(出典)
神社専用メディア 奥宮
岡本神社
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在庫数 | 1点 |
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