2021-03-31 09:35:55 インタビュー
――まず活動名を教えてください。
――アクセサリー作りをはじめたきっかけは何だったのでしょうか?
――ご主人の一言が背中を押してくれたのですね!
夫とは大学時代のアコースティックギターのサークルで知り合ったので、長い付き合いです。よき理解者でもありますね。――アクセサリー制作についてはどうやって学ばれたのですか?
働きながらでも学べる方法を探していたときに、資格がとれる通信講座の「PBアカデミー)」にて、LEDレジンアクセサリー講座を見つけました。レジンはもともと「キラキラしてきれいだな」と注目していた素材でもあったので「これだ!」と思いました。――それから認定講師の資格を取り、作家としてデビューされたのですね。
――講師としての活動が作家活動のモチベーションアップにもつながっているのですね。作品を作る上でのこだわりはありますか?
さまざまなドライフラワーを使っています。私自身お花が大好きなのですが、生後5ヶ月の娘の育児中ということもあり、植物を育てたりお花を飾ったりということがなかなか実現できないでいます。アクセサリーなら身につけるだけで簡単にお花を楽しめ、気持ちが癒されますよね。そういう体験をお客様と共有したいと思っています。――ドライフラワーを使うことには何か理由があるのですか?
――手に取った方の気持ちをしっかりと思い描いて作っているのですね。
お客様が作品を手に取ったり身につけてくださったりすると、「もっと素敵な作品を作りたい」、「頑張ろう」という気になります。私の方がお客様から元気を頂いているんです。――ご主人は最高のサポーターですね。そんな中で制作されたイチオシの商品は何ですか?
――これまでの活動で何か印象的なエピソードはありますか?
地域の方々にも手に取っていただきたいという想いから、地元のケーキ屋さんや雑貨屋さんへ直接営業に出向きました。そうした活動を通し、いくつかのお店で私の作品を委託販売させていただけることになったんです!――直接営業に行くとは行動力がありますね。お客様の反応はいかがでしたか?
――それは作家冥利に尽きますね。アクセサリー以外にも制作をされるのでしょうか?
――一生に一度の結婚式を演出するウェディンググッズの制作は、特に気合いが入りそうですね。
アクセサリーよりサイズも大きくなりますので、子育ての状況をみながら……になりますね。おめでたい結婚式に彩りを添えるアイテム作りに早く携わってみたいです。――現状のハンドメイド業界にご要望はありますか?
マルシェルはブログで写真と一緒に想いを伝えることができ、実際の対面販売と近い感覚があります。実は私自身、作品への想いやコンセプトを言葉にして伝えることがあまり得意ではありません。そんな私にもできる理想的な方法をオンライン上で展開していただいているので大変感謝しています。―これから戸澤さんのように制作、販売をはじめたいと思っている方へ、伝えたい言葉はありますか?
日々生活をしていると、さまざまなストレスがあると思います。そんな中で「楽しい」と感じることを見つけてやり続けることは、生活に潤いをもたらしてくれます。作家になろうかと迷っている方は、まずは「やってみる」からはじめるのもよいのではないでしょうか。――「やってみて楽しかったら続ければよい……」くらいの気持ちも大切なのですね。
一歩踏み出してみて、本当に自分が楽しめれば続けていけるのではないかと思います。何より作家自身が笑顔でいることが大切ですよね。そうすればお客様のことも、周りでサポートしてくださる方々のことも笑顔にできるはずです。――素敵なお話、ありがとうございました。