2021-04-09 11:18:00 インタビュー
――まず活動名を教えてください。
――15歳の頃から一途にさつまいもを愛しつづけているとは驚きです。何がきっかけだったのでしょうか?
近所に売りに来ていた焼き芋屋さんが言っていた、「さつまいもには心がある」という言葉が心に刺さったんです。おいしさはもちろん、見た目の可愛らしさや頑張って甘くなろうとしている健気さに魅力を感じました。――現在までの経緯について教えてください。
――農プロデュースとはどのような活動でしょうか?
――幅広く活動されていますね。さつまいも愛以外にも新谷さんを突きうごかす何かがあるのでしょうか?
――そのような活動の中で、印象に残っているエピソードはありますか?
ブログをはじめた当初は、インターネット検索で「さつまいも」というキーワードに引っかかる女になりたいと思っていました。今では本当に「さつまいも 愛」と検索すると、トップに私が表示されるようになったんです。これは感慨深いですね。――メディアへの出演を果たし、反響も大きかったのではないですか?
地元の方々から「小千谷を有名にしてくれてありがとう」と言っていただけました。その言葉を聞いて、心底続けてきてよかったと思いましたね。――順調にここまで進んできたように見えますが、辛かった経験はありますか?
都会からきたアドバイザーに「新潟ではさつまいもで町おこしなんて無理だ」と言われたことでしょうか。「さつまいもプリンなんて売れるわけがない」とまで言われたこともあります。その悔しさがバネになり、今の私がいるのかもしれません。――エネルギッシュに活動し続けるために心がけていることやモットーがあれば教えてください。
「やると決めたらやり続ける」「がむしゃらに生きることは決して恥ずかしいことではない」「できないのではない、やらないのだ」という信念のもと、目標や理想を追いもとめることですね。――マルシェルで販売されていた「さつまいも食べ比べセット」が、2月の一番人気商品になりました。実際の購入者さんからの反響はどうですか?
――今後の予定はありますか?
コロナ禍でもご自宅でおいしく焼き芋を食べていたくため、「焼きイモソフトクリーム」の通販を開始する予定です。これはカフェの人気メニューで、現在は冷凍の状態で直販も行なっています。さつまいもをレンジで温め、その上に冷たいソフトクリームをのせて食べると絶品ですよ!――おいしそうですね。他にもおすすめのお取り寄せメニューはありますか?
――今後の目標はありますか?
現在、子ども達に小千谷市の農作物について特別授業をさせていただくことがあります。今後は農プロデュース活動についても、将来を担う子ども達に伝えていけたら……と思っています。――それは素晴らしい目標ですね。新谷さんのような考えを持つ方が、今後増えていくのではないでしょうか?
私自身も一人の母親です。今の子ども達が大人になる頃には世の中が様変わりして、これまでとは違うスキルが必要になるのではないかという危機感があります。――これからチャレンジしてみたいことはありますか?
さつまいものグラビア写真やプロモーションビデオを出したいと思っています。さつまいもをひたすらいろんな角度から見るといったマニアックさを伝えたいです。「さつまいも愛が強すぎるお店」としてYouTubeでの配信も行っているので、盛りあげていきたいですね。――興味津々です。そういった新谷さんならではの発信は、これからも話題を呼びそうですね。
作家活動をされている多くの方は、ブログやSNSを上手に活用していますよね。それはその活動の背景に伝えたい「想い」があるからだと思います。マルシェルはその「想い」を多くの方々へ届けられる、とても素敵なツールです。――今後同じようにオリジナル商品制作などをしようとしている人へ一言メッセージをお願いします。
作家活動をはじめようか迷っている方や上手くいかなくて悩んでいる方には、私の実体験を通してエールを送りたいですね。「自分が思っている以上に、あなたの取り組みに興味を持ち、共感し求めてくれる方がたくさんいます。そう信じて頑張ってください!」と。